ノンクラスプデンチャー
歯が抜けた後の治療法は、正しい知識を持って医療機関へ
保険で作成した義歯を入れて鏡を見た瞬間、「何?この金属は?すごい見えるんじゃないの??」と思った方は多数いらっしゃると思います。ですが仕方ない、と我慢されて使用している方がほとんどではないでしょうか?
中にはよく噛めるけれど、見た目がどうしても気になって、人前で笑いたい時に口の開き具合を気にしながら笑っている方や、金属が見えることによって、自分が入れ歯をしていることを他人はすぐ分かってしまうのではないだろうかと気にされている方など、実は人知れず悩みを抱えていらっしゃる方も見受けられます。
特に40代、50代の働いている女性に多い傾向にあります。
歯が失われたところを補うための一つの方法として、義歯を選択するのですが、歯を補うためにインプラントをするには費用が高額で、すぐにできそうにないと考えてはいませんか?
そんな時には「ノンクラスプデンチャー」。
いわゆる金属のバネ(クラスプ)、針金がない義歯のことですが、インプラントよりリーズナブルな価格で、保険義歯より軽い場合もあり、付け心地も良く、ずっと付けていたい、そう感じさせてくれる義歯です。
ノンクラスプデンチャーの特徴
- 金属が目立たなくなった、見えなくなった・・・見た目の改善
- 軽くて薄く装着感が良い・・・装着感の改善
- 食片圧入が少ない・・・食べ物が詰まりにくい
- 義歯を動きにくくするため、残っている歯に抱きついている金属のバネよりも、維持をとれる範囲が広いので安定が良い・・・食事中に外れにくい
- 残っている歯を多く削らなくて済む・・・残存歯を大切にできる
- 弾性があるため破折に強い(患者様の使用条件、使い方によっては折れることもあります)。
- 残っている歯に対し、金属の針金(クラスプ)のような負担が少ない。
- 材料の収縮が少ないために、適合がとても良く適応範囲が広い。残留モノマーがない。
- 費用の面でインプラントより安価。
ノンクラスプデンチャーってどんなもの?
診療前
歯が失われる原因で最も多いのが歯周病です。その他虫歯や、破折、矯正と様々あります。
歯が1つでもなくなってしまうと、噛み合わせのバランスが崩れて他の歯に負担が大きくかかるようになります。
そうすると歯の周辺の骨が溶けたり、歯茎が下がったり、歯が折れたり、根の先に膿ができたりと歯の寿命を短くしてしまいます。
保険の義歯装着
こちらは保険を適用した義歯を装着した写真です。
このような歯がない状態のところに保険の義歯を入れると、写真のように金属の針金(クラスプ)が見えます。
その針金(クラスプ)がおしゃべりする時や、笑った時に目立つので、気にされる方が多くいらっしゃいます。
ノンクラスプデンチャー装着
これをノンクラスプデンチャーにすると金属の針金(クラスプ)がまったく見えません。
噛み合う面に、義歯の沈み込みを防ぐための小さな金属が見えるだけです。
ノンクラスプデンチャーについて詳しくは、来院していただいて、お気軽にお問い合わせください。
※お電話でのご相談はご遠慮ください。